珈琲は鮮度が命!!
品質は焙煎前でも刻々と落ちていきます。
珈琲ができるまで(最終消費段階まで)の工程をざっくりと説明すると、
~珈琲ができるまで~ 種をまく ↓ 苗木に育つ ↓ 開花(白色の花) ↓ 結実(赤、黄色に色付く) ↓ 収穫(機械 or 手積み) ↓ 精製(ウォッシュト、ナチュラルなど) ↓ 選別(ハンドピック) ↓ 梱包←今回のテーマ ↓ 輸送(基本的に海上輸送、稀に空輸) ↓ 焙煎(直火 or 熱風 or 半熱風) ↓ 粉砕(ミル) ↓ 抽出(ハンドドリップ、マシーンなど) |
これだけの工程を経ることになります。
今回は珈琲の香味、品質に影響がないように思える「梱包(パッキング)」の部分に触れてみます。
最終消費者の人からは少し離れた工程になりますが、ここを知っていると高品質な珈琲に辿り着けるかもしれませんよ。
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珈琲は飛行機で日本に届くこともありますが、輸送費が高額である理由から、多くは船に揺られて1ヶ月ほど掛けて日本にやってきます。
長期間の移動であるため、しっかりとした梱包が必須です。
ちなみに、梱包を辞書で調べてみると「包装し、縄などで荷造りすること」となっています。
では珈琲はどのように梱包されていると思いますか?
珈琲専門店やカフェにも飾ってありますよね?
そう、麻袋です。
この麻袋の内側に酸素や水分を浸透させない保存ビニールを使用して輸送しています。
とはいえ海を1ヶ月も渡る過酷な輸送になるわけです。
湿気や温度変化を完全に防ぐのは難しいです。
この時、生豆は刻々と鮮度を落としています。
では、空気を完全に遮断するにはどうしたらよいでしょうか・・・。
と、そこで採用されたのが「真空パック」です!!
バキュームパックとも呼ばれ、ブラジルのコーヒー社が始めたのがきっかと言われています。
麻袋と比較してコストは高くなりますが、鮮度が落ちる心配がないことから、ここ数年で急速に普及した輸送手段となっています。
主に段ボールに入れられて梱包することが多いため、麻袋は使用しません。
「珈琲=麻袋」みたいなイメージを勝手に持っているので、少し寂しいように感じますが、品質面においては間違いありません。
万が一、珈琲専門店などで真空パックを採用しているところがあれば、見せてもらうと良いでしょう。
石なんじゃないか(;゚Д゚)!?????
ってくらい、ガチガチに固めれています(笑)
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少々マニアックな話しになってしまいましたが、高品質な珈琲は全ての工程にこだわりが詰まった貴重なものということですね。
生豆の保存状態、このあたりにも注目して珈琲を楽しんでみてください。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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