最近では珈琲業界でもマリアージュという言葉を耳にするようになりました。
マリアージュとはフランス語で結婚。
飲食業界では飲み物と料理の組み合わせが良いことを意味します。
特に、ワインと料理の組み合わせで頻繁に使用します。
ではカフェや喫茶店、またはビーンズショップで「○○産の珈琲は●●のスイーツやパンと相性が良い」と聞いたことはありませんか?
これが所謂”珈琲業界のマリアージュ“です。
しかしながら、この説明の多くは系統が似たものでバランスを取るワインのマリアージュをベース(真似しただけ)にしています。
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ワインのマリアージュは赤系統(肉類)の料理には赤ワイン。
白系統(魚類)の料理には白ワインをオススメします。
これは料理の重さ(濃度)や見た目によって、ワインと料理の共通点を見つけてバランスを取る方法です。
「珈琲はまるでワインのようだね」と世間に広まったことから、珈琲業界でもこの方法が一般的になったのでしょう。
しかし、ワインと珈琲には決定的な違いがあります( ̄Д ̄)ノ
『ん~ワインには赤と白がある?』
NO、違いますっ!!
ワインの場合はボトルを空けたあとに香味を操作できないため料理が変われば銘柄を変えて対応しますが、珈琲の場合は豆を変えずとも香味を操作できるのです(`・ω・´)b
豆の使用量、湯温、抽出速度、様々なもので香味を操作できますが、もっとも簡単な方法があります。
それが・・・
YES、粒度調整ですっ!!
例えば、ナイスカットミルでダイヤル1(細挽き)にするとこんな感じ。
ダイヤル4(中挽き)にするとこんな感じ。
ダイヤル8(粗挽き)にするとこんな感じになります。
粒度が細ければ細かいほど濃度の高い珈琲が出来上がるため、例えばチョコレートのように濃厚で甘いスイーツと合わせるなら細挽きに、 ビスケットやクッキーのように柔らかい甘さがあるスイーツと合わせるなら中挽きに、さっぱりしていて上品な甘さがある(和菓子などの)スイーツと合わせるなら粗挽きにするなどして調整可能です。
更には同じ産地でも焙煎度によって香味は大きく異なるため、珈琲とスイーツのマリアージュは無限大なのです。
[注]抽出方法によって最適な粒度は異なります。
目安程度に以下の表を参考にしてください。
「○○産の珈琲は●●と合わせるといい」と決めうちするのも良いですが、マリアージュを意識していつもと異なる味を創造して楽しむのもオススメです。
固定概念に囚われずに、色々とチャレンジしてみてください。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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