今でこそ当たり前のように飲んでいる珈琲ですが、いきなり現在の飲み方になったわけではありません。
だって普通に考えてみてください!!
コーヒーチェリーから豆(正確には種)を取り出して、それを焙煎。
さらに粉砕して、お湯を注ぐ。
簡単に説明しても、割と複雑な工程を踏んでいます。
これを昔の人が無知の状態で当たり前のように行なっていたとしたら奇妙ですよね?
そこで今回は、珈琲が現在の飲み方にステップアップするまでの過程を順番に説明していきます。
最初は、やっぱりこうなるよね!!って感じの飲み方から始まりました。
それではどうぞ。
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[STEP 1]果肉の発酵
現在でも果肉を発酵させて飲用するものがありますね。
・・・・・。
・・・。
そう、ワインです!!
珈琲も初期の段階では、コーヒーチェリーを発酵させてワインのように飲用していました。
[STEP 2]薬用への進化
誰が情報を拡散したか不明ですが「珈琲は体に良しっ!!」ってことが伝わって薬用として使用するようになりました。
この段階では果肉を乾燥させて煮沸する方法が取られていました。
ドライフルーツのようなイメージです。
[STEP 3]果肉は不要
他のフルーツと比べると、コーヒーチェリーは果肉が肉薄で種子が大きい果物です。
種子だけ煮沸してみれば良いのでは?
ってことで、この段階で種子に注目が集まります。
[STEP 4]炒ったら香ばしい
乾燥した種子に火を通してみると、あら不思議(;゚Д゚)!
香ばしくて良いかほり。
ようやく火を通すことが始まります。
これが13世紀頃と言われており、ハジ・オマールの話しなんかが有名です。
[STEP 5]皮の排除
珈琲の種子はパーチメント(パーティメント)と呼ばれる内果皮と、シルバースキンと呼ばれる銀皮に覆われています。
皮を排除した種子のみの状態で焙煎して煮出すようになります。
この時が14世紀頃になるので、この段階に至るまでに約1世紀です(;゚Д゚)!
[STEP 6]粉砕開始
焙煎した種子(珈琲豆)を乳鉢などで粉砕すればもっと成分が排出されるのでは?
と考えるようになります。
このあたりで現在の抽出方法(所謂、浸漬法)となるわけです。
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以上が、現在の飲み方にステップアップするまでの過程となります。
飲用するうちに様々な気付きがあったということです。
まだまだ珈琲(抽出方法、焙煎機など)は進化を続けているため、未来では考えられないような方法をとっているかもしれません。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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