珈琲の知識

幻のコーヒーは巨大な動物から生まれます

世界一高価な幻の珈琲ってご存知ですか?

珈琲について詳しい人は「あぁ~コピルアックでしょ(゚∀゚)」と答えると思われます。

そうそうインドネシアのジャコウネコの生態を利用したあれです。

確かに高額で取引されていますよね?

↓↓↓↓↓↓

コピ・ルアック[100(g)]

コピルアック[250(g)]

 

はいっ、正解でーーーすっ(‘∀`)

・・・・・では、記事が終わってしまいます((((;゚Д゚))))

ということで、不正解です。

確かにコピルアックは非常に高価な珈琲として有名です。

しかし、それを上回る高額な珈琲が存在するのです!!

それが・・・「ブラック・アイボリー(Black Ivory)」です。

この珈琲は”香りが強く、苦味が少なくてまろやか”なのが特徴です。

では、どのように生産されるのでしょうか?

コピルアックをご存知であればなんとなく想像できますよね?

そうですっ!!

動物の糞(排泄物)から珈琲を取り出すのです(;゚Д゚)!

そして、その動物の正体とは・・・。

ぱぉ~~~~~ん!!

zou

ゾウです(笑)

生産国はタイになります。

そして、気になるお値段ですが・・・。

YUKI_accyonburike15114524-thumb-815xauto-18873 

1キロあたり約8万8000円ですΣ(゚д゚lll)

えぇ~身近な高額商品が余裕で購入できる価格ですね(笑)

 

因みにベトナムでは猿の糞から取り出した「モンキー・コーヒー」と言うものがあります。

もはや、なんでもありです((((;゚Д゚))))

では、なぜ価格がここまで高額なのか?

それは、、、

ゾウ1頭の飼育にひと月あたり約1000ドルかかるうえ、33キロのコーヒーの実を食べさせて1キロのブラックアイボリーの生産しか出来ないため、高額になってしまうのだと言います。

引用元:www.sanktgallenbrewery.com

と言うことです。

確かにゾウを飼育するだけでも一苦労でしょうしね。

コピルアックののジャコウネコもそうですけど、動物の力とは本当に偉大です。

しかし、最近はジャコウネコに餌として珈琲の実を与えて、豆を取り出すことも行われているようです(-_-;)

所謂、コピルアックの人工的生産(養殖)というやつです。 

本来、ジャコウネコは完熟した実の中でも品質の高いものを厳選して食べます。

これがコピルアックの美味しさの秘訣だと考えられます。

が、餌として与えていては未熟な豆も食べてしまいますΣ(゚д゚lll)

本末転倒とはまさにこのことですね。

まぁ~色々と書きましたが、これらの珈琲を否定する気は全くありません。

ただ「珍しい=高額=美味しい珈琲」ではないかもしれませんよ?

ということが伝えたくて、幻のコーヒーについて取り上げてみました。

 

 一応、紹介だけしておきますね。

↓↓↓↓↓↓


タイ発 「ゾウが作る最高級のコーヒー」 ブラック・アイボリー(Black Ivory) 35[g]

 

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