実験室生まれの凄いやつ!!
それがケメックスです。
このブログでは「美味しい珈琲」というテーマに記事を書いていますが、「楽しい珈琲」についても積極的に紹介しています。
今回は「ケメックス」と呼ばれる抽出器具について解説していきます。
※前半ではペーパーの折り方・ケメックスの特徴について、後半では抽出方法のコツを解説します。
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珈琲の抽出方法には様々なものがありますよね?
ペーパードリップ、ネルドリップ、フレンチプレス、サイフォン、パーコレーター、イブリック・・・
まだまだ沢山ありますが、どれも珈琲を抽出する方法です。
ではケメックスとはなにものなのか?
ケメックスのコーヒーメーカーは、1940年ドイツ生まれの米国の科学者ピーターシュラムボーム博士によって考案されました。 ケメックスの三角フラスコと漏斗を合体させたようなデザインは、以前から実験室に転がっているフラスコをコーヒーメーカーの代用として日常的に使用していたことにヒントを得て製作されたのです。
簡単に説明すると「ドリッパーとサーバーが一体化したペーパードリップの一種」です。
デザイン性に優れており、今でも多くのファンに愛されています。
しかし、凄いのはデザインだけではありません。
それでは、ペーパーの折り方から順番に説明していきますね。
◆ペーパーの折り方◆
今回は実用性の高い1~3人用の本体とペーパーを使用します。
Chemex ケメックス コーヒーメーカー フィルターペーパー 3カップ用 100枚入
6人用、8人用までのケメックスは本体の形もペーパーも異なりますのでご注意下さい。
スリムな3人用と比べて、ぽてっとしてます(笑)
↓↓↓↓↓↓
準備はできましたか?
それでは、参りますっ!!
こちらがケメックスのペーパーです。
相当、大きいですΣ(゚д゚lll)
形がマッシュルームみたいですね(笑)
これを半分に折ります。
すると、ペーパー下側に出っ張った部分が出来ますので、それを内側に折り込みます。
更に、ここからもう一度半分に折ります。
先ほど折り込んだ部分が内側になるようにしてくださいね。
上の写真のようになっていれば完成です。
では、広げてみましょう。
縦長の円すい型になりましたか?
最終的にケメックス本体にセットして、粉を入れるとこんな感じになります。
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以上でペーパーの折り方は終了です。
どうですか?思ったより簡単でしたか?
では、次にケメックスの特徴を説明しますね。
◆ケメックスの特徴◆
①粉とお湯の接する時間が他のペーパードリップよりも圧倒的に長い!!
これが最大の特徴と言ってもいいでしょう。
縦長に設計されているおかげで、粉とお湯の接する時間が通常のドリッパーよりも長くなります。
故に珈琲の成分を余すことなく抽出できる!!ということです。
逆に抽出したくない雑味・苦味なども全て出てしまいますけどね・・・。
が、そのデメリットを凌ぐくらい珈琲本来の味をダイレクトに出すことができるのです(*´∀`*)
②抽出完了後に珈琲の味を均一にしやすい
言うほど味に変化はありませんが、どの抽出方法であれ抽出完了後は珈琲の味を
均一にするため一度かき混ぜた方がいいんですね。
ケメックスの場合はウッド部分を手で握ることができるので、
簡単にクルクルと回せます。
試してもらえば、混ぜやすさが体感できるでしょう(‘∀`)
以上がケメックスの特徴となります。
いかがでしたか?
デザイン性だけでなく、珈琲本来の香味を引き出す面においても
工夫された面白い器具ですよね(´∀`*)
それでは、前半はこれで終了となります。
後半は抽出方法のコツについてを解説していきますね。
PS.デメリットと騒ぐほどでもなかったため紹介しませんでしたが、縦長構造なので少し洗いにくいです。
掃除用のブラシを使うとキレイになりますので、たまに擦ってやるといいでしょう。
普段は水洗いでサッとゆすいでもらえればOKです。
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