教育家ヘレン・ケラーの言葉に「盲目であることは、悲しいことです。けれど、目が見えるのに見ようとしないのは、もっと悲しいことです。」とあります。
珈琲も同じで、世の中には(カフェインアレルギーなどで)珈琲が飲みたくても飲めない人もいます。
これはとても悲しいことです。
けれど、珈琲を毎日飲んでいるのに「味の違いなんて分からない、どれも一緒でしょ。」の一言で片付けているのは、もっと悲しいことです。
もしかすると、このような人は味をチェックするポイントを知らないだけかもしれません。
そこで今回は、美味しい珈琲を見極める超シンプルな方法をお伝えします( ̄Д ̄)ノ
生物の頂点に君臨しているのは我々人類である。って思っている人もいるようですが、残念なことに人間なんて物理世界のほんの一部でしか生きていません。
例えば、音。
人間の可聴域は高音だと15,000Hz〜20,000Hzと言われています。
▼僕は15,000Hz~16,000Hzくらいがギリギリ聞こえる範囲です(´・ω・)
[注]蚊が飛んでいるような不快な音(モスキート音)がします。再生する場合は音量に注意してください。
アナタには聞こえましたか?聞こえませんでしたか?
じつは、これよりも遥かに高い周波数の音が世界には存在します。
というより聞こえていないだけで、今もアナタの横では音がなっている可能性があります。
これは視覚や嗅覚、もちろん味覚の世界でも同じです。
人間が感じられる領域など物理世界のほんの一部でしかないのです。
と、い・う・こ・とは?美味しい珈琲を見極める超シンプルな方法が見えてきましたよね?
そうですっ!!
味が敏感に感じ取れる温度帯で珈琲をチェックするのです。
うぉーい、当たり前だろ!!
ってツッコミが飛んできそうですが、これこそが美味しい珈琲を見極める方法です。
超シンプルと言っているのもそのためです。
具体的には、体温+25~35℃付近(概ね60~70℃)まで温度を下げると味がクリアになるので、そのタイミングで香味をチェックします。
淹れたて、あつあつの珈琲が好き!!って方もいるかもしれませんが、高温の液体を正確に感じ取れるほど人間は優秀にできていません。
珈琲のプロでさえ、カッピング(ワインのテイスティングのような作業)するときは、必ず70℃付近まで温度を下げてから香味をチェックしていきます。
▼過去記事
ふーむ、つまり温度を下げればいいんだね?でも何をチェックしたら良いの?難しいんでしょ?といった方もいるでしょう。
ご安心ください、簡単です。
美味しい珈琲かどうか見極めるには、
濁り感をチェックするだけです。
ここで言う濁り感とは、ザラつきがないか、不快に感じる酸味や苦味がないか。といったことです。
本当に美味しい珈琲あれば、多少冷めても舌触りが滑らかで、酸っぱい(サワー)と感じる酸味や、舌が痺れるような苦味は出てきません。
つまり、冷めても美味しいということです(*´∀`*)
なので「味の違いなんて分からない、どれも一緒でしょ。」と思われている人は、一度温度が下がってから珈琲を味わってみてください。
必ず、違いが感じられます!!
それと、珈琲を飲み終えたあとのカップの香りも美味しい珈琲を見極めるポイントになります。
美味しい珈琲、特に品質が高い珈琲は、カップから甘い香りやフルーティな香りがします。
よければ、合わせてチェックしてみてください。
p.s.
このブログではお馴染みのFeathercoffeeのオーナーさん曰く「美味しい珈琲は少量の豆(1g程度?)でもしっかりと味が出るけど、スーパーなどで販売されている豆は味がしない」と仰っていました。
美味しい珈琲は、味や香りの総量が多いということですかね?
興味があるかたは、Feathercoffeeさんでゆっくり珈琲でも飲みながら話しを聞いてみてください。
喋るのが好きなオーナーさんなので色々と教えてくれると思います。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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