コスタリカのハニープロセス(珈琲の精製方法)を覚えていますか?
忘れてしまった人はこちらからどうぞ。
こちらの記事では、前回説明できなかった
●なぜハニープロセスが注目された?
●ハニープロセスの種類
について説明していきます。
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なぜハニープロセスが注目された? |
現在のコーヒーマーケットでは「ゲイシャ」、または「パカラマ」が注目を浴びています。
事実、昨年参加したSCAJ2015(珈琲の祭典)では各企業がゲイシャを推奨している傾向が強く、他の珈琲と一線を画す雰囲気を醸し出していました。
では、これ程までにゲイシャが注目されたのは何故でしょうか?
それは・・・
圧倒的に強い個性を兼ね備えているためです!!
近年のCOE(カップオブエクセレンス)ではより強い個性を兼ね備えた珈琲が有利な時代となっています。
※COEに入賞した珈琲豆はオークションで高額取引されます。
するとどうでしょう?
生産者は知恵を振り絞って個性を追い求めます。
難易度が高い工程にも挑みます。
結果・・・「ハニープロセス」が誕生したというわけです。
つまり、ハニープロセスは偶然注目されたわけではなく、時代の流れ(COEの評価基準)によって必然的に注目された精製方法なのです。
ハニープロセスの種類 |
ハニープロセスの最大の特徴は果肉(正確にはミューシレージと呼ばれる粘液質)を残したまま乾燥することです。
果肉の残し具合によって、見た目、香味が大きく異なるため、以下のように分類しています。
▼写真はBRUTUSより抜粋
■イエローハニー
・・・果肉を50%残して乾燥
■レッドハニー
・・・果肉を90%残して乾燥
■ブラックハニー
・・・糖度28度以上の完熟チェリーのみ使用して、果肉を90%残して乾燥
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精製方法1つとっても非常に奥が深い世界ですね(´・ω・)
特にコスタリカをはじめ中米エリアの豆は今後も注目される可能性が高いため、しっかりと動向はチェックしたいところです。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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