日本人は健康意識が強い民族で、有機栽培という響きに弱いです。

このような質問を頂きました。

質問ありがとうございます。

無農薬で作られたオーガニック(有機栽培)食品はどのジャンルでも人気が高いですよね。

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珈琲も例外ではなく、オーガニックをアピールするカフェや喫茶店が多くあります。

これらは、農薬や化学肥料に頼った農業・農法に比べて、健康的かつ自然に優しいことは間違いありません。

・・・が、どれを選んでも美味しいか？

と聞かれると「栽培方法や条件次第です」といった回答になります。

珈琲の場合、赤道から北緯・南緯25度の領域(コーヒーベルト)でないと美味しい珈琲が栽培できません。

コーヒーベルトからハズレた地域では実りが悪く、どうしても痩せた味になりがちです。

また栽培方法においても、種まきから始まり、収穫、精製、選別と各工程に手間暇かけている農園は味も一級品ですが、質より量を重視している農園では味もそれなりといった感じです。

“オーガニック = 美味しい”と考えるよりは”オーガニック = 安心・安全“と考えるほうが妥当でしょう。

美味しいオーガニックコーヒーを求めているのであれば、豆の特徴や栽培プロセスまでしっかりと説明してくれるようなお店を選びましょう。

それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)

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