数年前からコーヒーマーケットで注目を浴びているコスタリカのハニープロセス(珈琲の精製方法)。
過去記事でも紹介しました。
実際に豆を入手したので、
●生豆に色が着いてるの?
●ロースト後に違いはあるの?
●香味はどう違うの?
といった観点で比較していきます。
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■生豆に色が着いてるの?
まずはハニープロセスの種類について簡単におさらいしておきます。
●ホワイトハニー ・・・果肉を除去して乾燥 ●イエローハニー ・・・果肉を50%残して乾燥 ●レッドハニー ・・・果肉を90%残して乾燥 ●ブラックハニー ・・・糖度28度以上の完熟チェリーのみ使用して、果肉を90%残して乾燥 |
この説明を聞いたとき、多くの人はこう思うでしょう。
ホワイト?それに、イエロー?
えっ、色が着いてるのぉーΣ(゚д゚;)
僕もペンキで塗ったんじゃないか?
ってくらい違いがあるものだと思っていました。
しかし、入手した豆を並べてみると・・・
び、微差っ(;゚Д゚)!!!!
接近すると違いが分かりやすいです。
▼イエローハニー
▼ホワイトハニー
確かに、イエローハニーは濃いめの黄緑色。
ホワイトハニーは白っぽい緑色であることが分かります。
ただ、ただですね。
シャッフルすると~~
見失います(笑)
正直、どっちか分からなくなります。
今回はホワイト、イエローで比較しましたが、レッドやブラックであれば違いが明確なのかもしれません。
■ロースト後に違いはあるの?
生豆では分かりづらいですが、ローストすると違いが明確になるかもしれません。
さっそく比較していきます。
どちらも、やや深煎りのシティローストにしています。
下の画像を見ていただけると分かりますが、
完全に一致っ((((;゚Д゚))))
火を通すと、黄色くなったり、白色になれば面白かったのですが、どちらもこんがり茶色に焼けています。
念の為に豆の中を確認してみましたが、
えぇ~っと、はい。一緒です。
であれば、重さに違いがあるのではないか?
ということで、ランダムに15粒選択して豆の重さを確認してみました。
結果はこちら。
▼イエローハニー
Total:2.2[g]
▼ホワイトハニー
Total:2.2[g]
・・・・・。
完全に一致っ(;゚Д゚)!!
つまり、結論としましては、ロースト後だと生豆以上に違いが分からなくなる。
と言うことです( ̄Д ̄)ノ
■香味はどう違うの?
珈琲を比較するうえで最も重要になるのが香味です。
さっそく以下の抽出条件で比較してみました。
[1人前]
豆の使用量:17(g) 粒度:中粗挽き(ナイスカットミル/ダイヤル:4.5) 湯温:88℃ 抽出量:150[ml] 抽出時間:2分30秒 抽出方法:ペーパードリップ(コーノ) 使用器具:備品紹介のページはここをクリック! |
写真を撮り忘れましたが、カップはどちらも温めずに甘みを中心に確認してみました。
結論から言うと、
イエローハニーとホワイトハニーは『別の飲み物』ですっ!!
以下、香味の特徴をまとめてみました。
●イエローハニー レモンやオレンジの柑橘系の酸とハチミツの甘さが絶妙なバランスで備わっている珈琲。 シルキーな舌触りと甘い余韻が心地よい。 目覚めの一杯、仕事の合間、どのシーンでも活躍する。
●ホワイトハニー 香ばしさの中に甘みがあるキャラメルのような珈琲。 温度が下がってくるとミルクチョコレートが感じられる。 飲み口はクリーンで、何杯飲んでも飽きがこない。
【補足】 使用した豆は「コスタリカ インペリロホ」のホワイトハニーとイエローハニーです。 生産者は同一で、精製方法が異なる豆ということです。 |
簡潔にまとめると、
イエローハニー:甘酸っぱい
ホワイトハニー:香ばしくて甘い
となります。
同時に飲み比べると圧倒的な違いが感じられて面白いです。
是非、試してみてください。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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