「スペシャルティコーヒー」というキーワードが広く浸透したことにより、日本で取り扱っている珈琲のレベルが高くなったように感じます。
事実、缶コーヒーが衰退気味の中、コンビニコーヒーは売れ行き好調。
ブルーボトルコーヒーに長蛇の列(オープン当初ですが・・・)といったことが起きています。
これはどの業界においても同じことがいえ、誰かが突出すると、それを追いかけるように参入者が現れます。
つまり、業界全体のベースが高くなるということです。
しかしながら、基本的な構造は変わりません。
やはりスペシャルティコーヒーを頂点に、コマーシャルコーヒー(スペシャルティグレード以下)が続く構造となっています。
しかし、最近はこの構造から更に二極化が進みつつあります。
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タイトルにも書きましたが「スペシャルティコーヒーの二極化」です。
従来までであれば、スペシャルティコーヒーというだけで十分なアドバンテージが得られましたが、最近では「ハイエンドなスペシャルティ」であることが重要視されています。
つまり、品質(生産から消費まで)、香味(豆の個性)、希少性(特定の豆)どれをとってもトップに位置するものが求められているということです。
全体的に取り扱っている珈琲のレベルが高くなったということは、消費者のレベルも確実に上がっているのです。
これはビーンズショップ、珈琲専門店に留まらず、珈琲を取り扱っている全てのお店にとって深刻な問題です。
これから数年はまだまだカフェや喫茶店が増え続けると思いますが、中途半端な珈琲(所謂、ただのスペシャルティ)を提供すると消費者にバレてしまいます。
[注]カフェや喫茶店の場合、食事・空間・サービスなどでカバーできる場合もあります。
「サードウェーブコーヒー」なんて騒がれていますが、コーヒーマーケットはどのような形で収束するのでしょうか・・・。
今後の動きにも注目ですねっ!!
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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コーヒーなんてなんでも同じ!な時代は既に昔のことになりつつあるようですね。
この度私もコーヒーに関するブログをはじめたのですが、ご迷惑でなければ是非一度遊びに来ていただけると幸いです。
よろしくお願いします。
ダイソンさん、はじめまして。
数年前に「パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ」が騒がれてから時代が大きく動いたように感じます。
今年もブルーボトルコーヒー、コーヒービーン&ティーリーフなど、海外から高品質珈琲を引っさげた企業が多く進出してきました。
それだけ、日本では美味しい珈琲の需要があるということです。
時代は常に進化していきますね。
あ、ブログさっそく拝見いたしました。
まだまだ始めたばかりで、作り込みが大変な時期ですね。
最初はアクセスが集まらず、心が折れそうになりますが、そこを乗り越えると(情報発信は)面白いですよ。
ちょこちょこ覗かせて頂きますので、頑張ってください!!
はじめまして。
気に食わなければ、どうぞ削除してください。
厳しいコメントさせて頂きます。
味覚の見極めに限界を感じていませんか?
まだ全部読んでないけど、一言で言うと文献からの抜粋のような内容で浅い。
コーヒーを知りたければ、栽培レベルまで下りないと。
例えば、「黒豆」
一般的には、前年の取り残して落下して豆が翌年の収穫で混入するとか発酵豆だとか、言われてるけど、全てがそうじゃないです。
枝先から炭化する「炭疽病」の罹病によるものも多いです。
或いは、手摘みの完熟の見極めと言われても、
雷や強風または、深刻な病害虫被害等何らかな要因で樹のダメージが大きいと内部の豆が十分に育っていなくても早く子孫を残そうと、
無理やり熟したりもしますよ。
単純に、チェリーの色で収穫を見極めるなんてとんでもない話です。
それと、マニアさんが小ばかにするビッグロースターさんの
品質管理者さんの話も。
彼らの焙煎加工に於ける、品質劣化を少しでも防ぐノウハウは
凄いです。
まぁ、彼らの場合、利益追求が目的だから、どこまで品質を落とせるかが、テーマですけどね。
かくいう私も。もはや引退同然で、最新情報は疎いですけど、
産地や栽培を知れば味覚から見える広がりは、かなり違うことを
ご理解してください。
失礼しました。
はじめまして、quetomacafeさん。
貴重なコメントありがとうございます。
回答が長文になりますので、お時間あるときにご確認ください。
>味覚の見極めに限界を感じていませんか?
quetomacafeさんの仰る通り、経験の浅さから味覚の見極めに大きな壁があると感じています。
特に、人間の味覚特性の幅の広さに関しては圧巻されており、表現方法に限界を感じています。
未熟ではありますが、ブラインドカッピングしたうえで第三者に珈琲の香味をお伝えしても共感して頂けるのは4割程度といったところです。
具体的に表現すればするほどズレが生じるため、逃げ腰な表現になりがちです。
>まだ全部読んでないけど、一言で言うと文献からの抜粋のような内容で浅い。
珈琲に関する書籍、論文、また他のブロガー様の記事、日々の出来事で面白い(参考になる)と感じた知識は基本的にノートやパソコンにまとめており、
それらの情報を自分なりに噛み砕いた表現で記事を書き上げております。
(半分は備忘録といったところです。)
珈琲有識者向けというよりは、初心者の人にも楽しく読んで頂けるように努力しておりますので、quetomacafeさんには物足りない内容だと思います。
>コーヒーを知りたければ、栽培レベルまで下りないと。
>例えば、「黒豆」・・・
非常に参考になるコメントです。
文献レベルの浅はかな知識で記事を公開したことが恥ずかしいです。
現地の知識および経験が視野を広げるということですよね?
僕自身、珈琲に携わってまだ1,2年ほどで、本業と隙間時間に書いている当ブログで手一杯のところがあります。
生活にゆとりができたところで、現地の知識および経験を備えて、情報発信していきます。
→こちらに関しては珈琲初心者ではなく、有識者を対象に情報発信していきたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
quetomacafeさんが求める情報を発信するにはまだまだ時間が掛かりそうですが、僕自身(もちろん読者様含め)レベルアップして、今後も情報発信していきますので宜しくお願いします。
年甲斐もなく、思いを書き込んでしまい、申し訳ない。
多分削除されてると思ってました。
>三者に珈琲の香味を
多分、あなたの方が俺より味覚に関しては優れていると思う。
個人差もあるが、俺の場合、25歳がピークだった。
30を過ぎたころには、頭の中に味覚の記憶が今も残っているが、肝心の鼻や舌のセンサーの衰えを感じ、若い人の意見の方に耳を傾けるようになってしまった。
酒たばこ、香辛料もすべて控えてストイックな生活してたけど
年齢による衰えには勝てない。
あなたの場合も、ちょっと遅すぎたかもしれない。
経験上、高名な自家焙煎店の店主よりも若い人の意見の方が
味覚に関しては信頼できると思う。
二十歳の時、偶然「小師弘明」さんと出会って、この業種にひかれて
別の会社で修行してたんだけど、未だアシスタントレベルなのに
上の人が、俺の意見を聞きたがる。
遊びじゃないですよ。
1ロット500袋、買い付けの可否、その使用目的などなど。
不思議だったが、今はそれが良く解る。
年配の方の意見は、参考にする必要なし。
若い人と切磋琢磨する方が、大事。
周りは、私の経歴知ってるから。味覚の話を聞きたがるんだけど
悲しいかな、適当にごまかすしかできません。
何も言えないんです。
二十歳の時、「小室弘明」さんに出会って
この業種に入り込んだんだけど、