珈琲の知識

pHが及ぼす味の影響

お茶をはじめ、料理の世界では水へのこだわりを持つことが多いです。

では、珈琲の世界でも水にこだわったほうが良いのでしょうか?

・・・結論から言いましょう!!

水道水で十分です(`・ω・´)b

 

何度かお伝えしていますが、珈琲の香味は「8割が豆の品質」で決まります。

水を変えても香味が劇的に変わることはありません。

 

が、それはpH(水素イオン指数)が同じ水であれば・・・の話しです。

 

pHとは水溶液の酸性またはアルカリ性の強さを示す数値のことです。

軟水、硬水なんて表現されることもありますね。

 

基本的にはpH7を中性として、pHが低ければ酸性高ければアルカリ性になります。

 

珈琲はpHが5~6程度の低酸性飲料になるのですが、pHが高いアルカリ性の水で抽出することで、pHが高くなり酸味が弱くなる傾向にあるのです。

 

 「珈琲を飲むベストなタイミングは?」の記事で紹介したキナ酸を覚えていますか?

この御方です↓↓↓↓↓↓

起きた

そう、キナ酸が目覚めることで酸味が強くなると説明しましたね。

 

しかし、pHが高いアルカリ性の水を使うと、、、

目覚まし

目覚まし没収ーーーーっ!!

といったことが起こります。

 

これにより、キナさんの目覚めが悪くなり、酸味が少なくなるということです。

 

つまり、pHで酸味をコントロールできるということですね。

 

ですが、正直なところ酸味をコントロールしたいのであれば、使用する豆を変更するか、淹れたての珈琲を楽しむ方が早いです。

 

幸い日本では水道水が中性になります。

よって、よほどのことがない限りは水道水で十分!!

ってことですね。

 

水にこだわっても損はしませんので、興味がございましたら、pHを意識して色々と試してみてください。

 

それでは、良い珈琲ライフを(‘∀`)

 

ランキング参加中!

応援クリックよろしくお願いします!!

↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 グルメブログ コーヒーへ

関連記事

  1. 珈琲の知識

    珈琲の酸味と苦味の関係性まとめ

    珈琲は言葉で表現するのが難しい複雑な香味を持った飲み物ですが、大きく分…

  2. 珈琲の知識

    美味しい珈琲の選び方【スペシャルティコーヒーの解説含む】※改版

    美味しい珈琲を飲むためには豆選びが重要です。そして、豆を正しく選択する…

  3. 珈琲の知識

    イエローハニーとホワイトハニーコーヒーの比較

    数年前からコーヒーマーケットで注目を浴びているコスタリカのハニープロセ…

  4. ドリップ

    究極のカフェオレの作り方

    朝から深煎りの珈琲をガツンとブラックで飲む人もいれば、浅煎りをサッとア…

  5. 珈琲の知識

    精製方法による香味の違いとは?

    珈琲は精製により香味が大きく異なります。アナタは精製方法まで意識して珈…

  6. 珈琲の知識

    コーヒーの日があるって本当?

    日本ではおなじみの「○○の日」ってフレーズ。11月22日は「いい夫婦の…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

おすすめ記事

  1. 質問

    珈琲豆って賞味期限があるの?【Q&A】
  2. ニュース

    珈琲の世界に終わりはない
  3. 珈琲の知識

    幻のコーヒーは巨大な動物から生まれます
  4. 実践記事

    「ケニア ンダロイニ・ファクトリー」を飲んでみた
  5. ニュース

    最先端の珈琲情報が集うイベント「SCAJ2015」に参加してきました!!
PAGE TOP