日本人は昔から素材を活かした調理法にこだわります。
珈琲も例外ではなく、通は絶対にブラックで!!
そのような考えが当たり前のように浸透しています。
では、通の人は砂糖やミルクを入れてはダメですか?
それって海外でも当たり前ですか?
違いますよね?
ブラックでないと珈琲通としてのプライドが・・・と思われる人もいるかもしれませんが、僕は珈琲としての価値が下がっていなければ砂糖やミルクを加えるのも楽しみの一つだと考えています。
もちろん、ただのカフェイン補給剤で、取りあえず甘くしたり、トッピングしたりしとけばいいといった考えには反対ですよ(;´∀`)
そんなわけで、今回は国によって異なる珈琲の飲み方、楽しみ方を紹介します。
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フランス |
日本でもお馴染みの『カフェ・オ・レ』こそがフランスの飲み方になります。
深煎りの豆で濃いめに抽出した珈琲を温めたミルクと1:1の割合で混ぜ合わせます。
器には、カフェボウル(カフェオレボウル)と呼ばれる取っ手が付いていないものを使用します。
カフェボウルは日本でいうところのどんぶりのような形で、サイズも大きめのものが多いです。
フランスではカフェ・オ・レを朝食時に飲むことが多く、朝からたっぷりといただきます。
因みに、カフェボウルを油断して握るとメチャクチャ熱いので注意しましょう(笑)
ミルクの代わりにソイ(豆乳)を入れても美味しくいただけるし、何よりもレシピがシンプルなので、アレンジコーヒー初心者の人はまずはここからチャレンジしましょう!!
イタリア |
まだまだ日本ではマイナーイメージが先行していますが、イタリアでは『エスプレッソ』が日常的に飲まれています。
マキネッタと呼ばれる直火式の抽出器具で淹れることが多く、家庭にはマキネッタ専用コンロ(小さいコンロ)が設置されています。
飲むときは大量の砂糖を加えるため、カップの底に砂糖がとごっていることもあります。
現在では、カプチーノなどアレンジコーヒーのベースとしても使われており、汎用性が高い抽出方法になります。
こちらでも紹介しておりますので、よければどうぞ。
アイルランド |
喫茶店やカフェでも出会う機会が少ない『アイリッシュコーヒー』がアイルランドでは一般的です。
濃いめに抽出した珈琲にブラウンシュガー(角砂糖でも可)とアイリッシュウイスキーを混ぜ合わせて、上から生クリームを浮かべたものになります。
アルコールが入っていることもあり、寒い時期に好まれます。
参考:r32gts2500
因みにウイスキーの種類を変更するとアイリッシュコーヒーとして認められません。
例えば、ベースをコニャック(ブランデー)にするとナポレオンが愛したと言われる『カフェ・ロワイヤル(生クリームなし)』となります。
カクテル(ホット)のジャンルとしても扱われていますので、珈琲とお酒が好きな方は試してみてください。
<レシピ 1人前>
①アイリッシュウイスキー 30[ml]
②ホットコーヒー 120[ml]
③ブラウンシュガー(角砂糖でも可) 適量
④生クリーム 20~30[ml]
※①~③を混ぜわせて、④を浮かべれば完成!!
オーストリア |
聞き慣れないかもしれませんが『アインシュペンナー』がオーストリアでは一般的です。
日本でいうところの『ウインナーコーヒー』にあたります。
濃いめに抽出した珈琲に大量の生クリームを浮かべます。
更にチョコチップやシナモンパウダーを振りかけるケースもありますが、このあたりはお好みで。
カフェや喫茶店で取り入れている店舗も多いので見かけたら飲んでみてください。
因みに生クリームが冷たいと油断していると、下からアッツアツの珈琲が現れます(笑)
やけどに注意してください。
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いかがですか?国によって飲み方が様々で面白いですよね。
海外では比較的、甘かったり、まろやかな感じの珈琲が多いです。
まぁ~こんな例外もありますけど((((;゚Д゚))))
ブラック党の人も気分転換でたまにはアレンジコーヒーにチャンレンジしてはどうでしょうか?
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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