質問を頂きましたのでお答えしていきます。
【質問】 ドリップに使用するお湯について教えてください。 このような話しを聞きました。 ●使用するお湯は沸騰直前のものが良い。 ●再沸騰したお湯は成分が破壊されているのでNG。 美味しい珈琲を飲むためにはお湯にも気を配ったほうが良いですか? |
もちろんお湯にも気を配った方が美味しい珈琲に近づきます。
しかし、重要なのは沸騰うんぬんよりも「水の性質と温度」です。
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まずは水が沸騰するときに何が起こっているか説明します。
水は空気中から吸収したガス(酸素や二酸化炭素)を含んでいます。
これらのガスは、水温上昇とともに外へ排出されていきます。
では再沸騰するとどうなると思いますか?
更にガスが排出されますっ!!
珈琲の成分は水に含まれるガスによって香味の安定化をはかります。
よって、ガスが極端に減少したお湯では美味しい珈琲は抽出できないのです。
・・・が、再沸騰したお湯で実際に珈琲を淹れてみてください。
恐らく、香味の違いに気付きません((((;゚Д゚))))
少なくとも僕は違いが分かりません。
香味に違いが現れるのは「水の性質と温度」を変更したときです。
ここでいう水の性質とはpHのことを指しており、こちらの記事で説明しました。
簡単にいうと、硬水で珈琲を淹れると酸味が弱くなりますよ、苦味を強く感じやすいですよ。
ってことです。
湯温についてはこちらの記事で説明しました。
こちらも簡単にいうと、高温だと味の総量が増えるため、苦味を感じやすいですよ。
ってことです。
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力わざの回答になりましたが、質問者さんへの回答をまとめると
実践上、沸騰うんぬんは度外視可能。気を配るのであれば「水の性質と温度」です。
となります。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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