いつものようにドリップ(ペーパー)している時にこのような質問を頂きました。
【質問】 豆の使用量が多いけど濃くならないの? コーヒー豆の量を増やしている理由があれば教えて!! |
質問ありがとうございます。
一般的にペーパードリップで1人前の珈琲を抽出する時、10~12[g]の豆を使用します。
しかし、僕は1人前で17~18[g]の豆を使用します。
理由はこちらの記事で説明しています。
以上っ(`・ω・´)b
・・・では投げやりなので、図を使って説明を加えます(;´∀`)
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まずはこちらをご覧ください。
珈琲にお湯を注いだ時の味の変化になります。
抽出を開始すると左(赤)から矢印が伸びていき、右(青)に移動します。
この矢印が伸びる速度は粒度によっても変化します。
細挽き(粒度が細かい)であれば短時間で左から右に到達するし、粗挽き(粒度が粗い)であればゆっくりと到達します。
つまり、珈琲は美味しい成分が先に抽出され、後半にかけて不味い成分が抽出されます。
有難いですね♪~(´ε` )
因みに、不味いというのは雑味、えぐみなどのことです。
では、美味しい珈琲を飲むにはどうしたら良いでしょうか?
簡単です!!
美味しい部分だけ抽出すれば良いのです!!
はい、解決しました・・・と言いたいところですが、一つだけ問題が((((;゚Д゚))))
本来であれば不味い部分も含めて1杯の珈琲ができあがります。
しかし、美味しい部分だけ飲もうとすると、
どう考えても味の総量が不足します(矢印が短すぎる)。
美味しい成分は出ているのに、薄くて物足りない珈琲ができあがるということです。
今までの内容をまとめると、
●矢印の伸ばすと不味い部分に突入してしまう。
●美味しい部分だけでは味の量が足りない。
ですね。
だったら・・・
矢印を太くすれば良いのです!!
※ここで言う矢印の太さとは粉の量を表します。
ということで、今回の質問に対する回答としては、
>豆の使用量が多いけど濃くならないの?
>コーヒー豆の量を増やしている理由があれば教えて!!
豆の使用量を増やしていますが、粗挽きにして矢印の伸びる速度を抑えているため濃く(味の総量が多過ぎに)なりません。
美味しい部分だけ飲もうとすると、いつもと同じ豆の量では味の総量が少なすぎ(矢印が短い)のため、豆の使用量を増やしてカバーしています。
回答は以上です。
また、疑問があればいつでもどうぞ!!
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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