今、飲んでいる珈琲は求めている香味ですか?
珈琲の香味は8割が生豆の品質で決まると言われています。
焙煎や抽出でも香味に違いは現れますが、圧倒的な差は生まれません。
しかし、低品質な豆と高品質な豆では違いは明らかです。
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例えば、お客様がきたときに低品質の豆で淹れた珈琲を出したとしましょう。
恐らくですが、無言で飲み干す、または砂糖やミルクで味をごまかす、下手をしたら残す人もいるでしょう。
そこで高品質の豆で淹れた珈琲を出してみてください。
そもそも珈琲が飲めない人は別として、高確率で「美味しい」「香りがいい」といって、残さず飲んでくれます。
もちろん、体調によって味覚は変わりますし、「自分が美味しいと感じる=他人が美味しいと感じる」とはなりませんので100%ではありませんが、喜んでもらえることが多いです。
僕自身「これは美味しいっ!!」と感じて差し出した珈琲を残されたことがありません。
では、(自分も含めて)他人に珈琲を飲んでもらった時に「無言で残される」、「美味しいと喜んでもらえる」を天秤にかけたとき、アナタはどちらのシーンが理想ですか?
余程、捻くれた思考をお持ちでなければ、後者を選びますよね。
であれば、必要になってくることがあります!!
それは”珈琲に求める香味を明確する“ことです。
これにより「高品質な豆をしっかりと見極めて選択する能力」も身につきます。
現段階で、高品質な豆ってなに?美味しい珈琲の香味の定義がぼんやりしてる・・・といった人は必見です。
豆選びの目安にもなるので、よければ参考にしてみてください。
高品質な豆を見極める方法 |
浅煎り、深煎り、2つの視点から香味をみていきます。
以下のポイントを抑えることで、アナタが求める珈琲・・・つまり「美味しいと喜んでもらえる(喜べる)珈琲」に出会うチャンスが広がります。
【浅煎りの豆で注目すべきポイント】
(1)香りが強く、産地ごとの個性がハッキリしている
深煎りの豆に比べて浅煎りの豆は香り成分の排出量が弱いです。
しかしながら、高品質な豆であれば強い香りを放ちます。
この時、フルーティな香りであったり、芳ばしい香り、産地ごとの特色が出ている豆は高品質な豆である可能性が高いです。
(2)粘性がありアフターが長く持続する
浅煎りの豆はスッキリとしたイメージがありますが、高品質な豆ほどボディがしっかりしているため粘性の強い珈琲が多いです。
ゆえに飲み終えた後も珈琲の香りがフワッと広がり、長く持続する傾向にあります。
【深煎りの豆で注目すべきポイント】
(1)焦げた香りがなく、産地ごとの個性がハッキリしている
焙煎が進行するほど、焦げや煙くさい珈琲になりがちです。
しかしながら、高品質な豆であれば焙煎に耐え得る能力(豆の密度が高い)を秘めているため、個性が消えることはありません。
同じ焙煎度の豆を飲み比べて、違いが分からない、どれも苦いだけと感じた場合は低品質な豆を疑ったほうが良いです。
(2)軽やかで飲み口が柔らかい
深煎りの豆はどっしりとしたイメージがありますが、高品質な豆ほど酸と苦味のバランスが取れており軽やかな珈琲が多いです。
ゆえに飲み口が柔らかく、舌を刺激するような苦味、のどが乾くような渋味を感じることはほとんどありません。
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説明した内容が全てではありませんが、高品質な珈琲の多くは上で挙げたポイントに該当することが多いです。
珈琲を見分けることは複雑のようで案外シンプルなのです。
「価格重視、別に安い珈琲でいい」
「カフェインが補給できればいい」
って言われてしまうとそれまでですが、珈琲は他の飲料(特にアルコール類)に比べて、高品質なものでも手が届く価格設定となっていますので、一歩踏み込んで試してみてください。
「おっ、この珈琲美味しいねっ!!」って言われると気持ちいいものですよ。
何より自分が幸せになれますし。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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