旅慣れしてる人ほど荷物が少ないと言います。
経験を積み重ねることで、不要な荷物が削れるからです。
これは珈琲でも同じことが言えます。
僕もそうでしたが、最初のうちはアレやコレやと知識を詰め込んで様々な抽出方法(または抽出理論)に手を付けます。
しかし、美味しい珈琲を淹れる人ほど、方法がシンプルで、考え方がエッセンシャル(本質的)です。
僕の恩師は、カッピングしたとき(粉にお湯を注いだだけ)の上澄みが一番美味しいよ♪って笑っていました。
このレベルに達観するともはや珈琲仙人ですね(笑)
では美味しい珈琲が淹れれないと相談に来る方の多くはどういったことで悩んでいると思いますか?
それは、
水は軟水と硬水だとどっちが良い?
浸漬法と透過法だとどっちが良い?
ろ過槽の厚みがうんぬんかんぬん・・・。
などなど、香味に違いがでにくいことで悩んでいます。
しかし、珈琲の抽出において最も重要なもの・・・
それはっ!!
数値を決めることです。
ここで言う数値とは、豆の使用量、粒度、湯温、抽出量、抽出時間のことです。
これらをしっかりと守っていれば、少しくらい間違えても美味しい珈琲は出来上がります。
で・す・がっ!!
気を付けて欲しいことが一つだけあります。
それは、数値を自分の力で決めることです。
珈琲は旅であって、ツアーではありません。
誰かが準備した数値を使っても、納得のいく味になりません。
なることがあっても、豆や焙煎度が変わればその数値は役に立ちません。
ですから、自分の力でオリジナルの数値を見つけて欲しいと僕は願っています。
聞かれたらついつい僕が使っている数値を答えてしまいますが、本当は真似するだけでは意味がないっす(´Д`;)
旅慣れ(珈琲を淹れ慣れ?)すれば、感覚的に数値を調整して自分好みの味に近づけれるようになりますので、水がどうだとか浸漬がどうだとか深く考えずにシンプルに珈琲を淹れてみてください。
p.s.
似たような質問で、どの抽出器具が一番いいの?と聞かれることもしばしばあります。
これもメリット・デメリットを考慮したうえで「自分はこれが気に入った(合っている)」と思ったものが一番です。
あまり深く考えるとドツボにハマる(僕はハマった)ので、シンプルに考えてみてください!!
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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