珈琲は生産国、農園、品種、精製方法など、様々な条件で香味が異なります。
知識・経験が不足している中で、自分好みの珈琲豆を判別するのは困難です。
しかしながら、珈琲初心者さんでも取っ掛かりやすい判別方法がございます。
それが「焙煎度の違い」です!!
今回は焙煎度の種類、名称の由来、見た目の違いについて解説していきます。
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焙煎度を理解して自分好みの珈琲を見つけ出しましょう!!
焙煎度の種類 |
珈琲豆はもともと(生豆の状態だと)緑色や黄緑色です。
そこに熱を加えることによって、オレンジ色、茶色、黒色と変化していきます。
一般的に豆の色で焙煎度を決定していますが、中にはシワの伸び方、ハゼ音(焙煎すると豆が膨らんで音を立てる)、油の浮き出し方で判断する焙煎士もいます。
そのため、定義が曖昧な部分も多いですが、日本では焙煎度を以下のように分類します。
ライト~イタリアンまでの8段階です!!
えっ、こんなに種類があるの(´・ω・`)
と思われるかもしれませんが、ご安心ください。
実際に販売されている珈琲の殆どがハイ~フレンチ(図の黄色の部分)の4段階です。
珈琲は焙煎すると酸味成分が形成されます。
その後、更に焙煎が進行すると酸味が分解されて、今度は苦味成分が形成されます。
つまり、浅煎りの豆ほど酸味が強く、深煎りの豆ほど苦味が強い傾向にあるということです。
故にライト~ミディアムでは酸味が強すぎて、逆にイタリアンでは苦味が強すぎるため、日本人の味覚に合った”ハイ~フレンチ”が販売されています。
まずはシティ、フルシティあたりの豆を購入してみて、酸が足りなければハイ、強すぎる(苦味が足りない)ようならフレンチにして、自分の好みの焙煎度を探してみましょう。
[注意]
冒頭で説明したように焙煎士によって焙煎度の感覚は異なります。
A店でシティだった豆が、B店ではフレンチとなっている場合もあります。
豆の色を記憶して、自分なりの焙煎度を決めるのが理想です。
焙煎度の名称の由来 |
焙煎度の名称はなぜ日本語でなく英語なの?と思われたことはありませんか?
それはこちらを見てもらえると解決します。
そうです、アメリカの焙煎度を部分的に取り入れたのです。
日本ではよくあることですね。
アメリカの焙煎度で表記しているお店は日本では少ない(僕は見たことない)ので、興味がある人だけ覚えてください。
焙煎度による見た目の違い |
焙煎度を1段階ずつ捉えるのは初心者さんには難しいかもしれません。
しかし、2段階離れると違いが顕著に現れます。
特にシティ、フレンチの2段階は、色だけでなくツヤにも違いが現れます。
フレンチはシティに比べてテカテカしていませんか?
これは豆の中に含まれる油分が焙煎によって外に押し出さるためです。
迷った時は、
●浅煎り → 色が薄くて油少なめ
●深煎り → 色が濃くて油多め
ラーメンかっ(笑)
と覚えておけば問題ありません。
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ごちゃごちゃと説明しましたが、実物の豆を見ていただけると違いは明らかなので「浅煎り・深煎り」くらいはすぐに判別できます。
焙煎度を理解すると自分好みの珈琲が一気に見つけやすくなりますので、珈琲初心者さんは是非マスターしてください。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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