パレートの法則をご存知でしょうか?
パレートの法則とは、
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則で、「全体の数値の大部分(8割)は、全体を構成するうちの一部の要素(2割)が捻出している」といった考えです。
この法則はビジネス及び自然現象、社会現象で当てはめられることが多く、
例えば、
●商品の売上げの8割は、全体の2割の商品で生み出される。
●売上げの8割は2割の顧客によって生み出される。
●企業の売上の8割は、2割の従業員によって生み出される。
●自然現象の8割は、2割の地域に集中している。
といったことです。
しかし、この考えには続きがあるのではないか?
そして、珈琲の世界(コーヒーマーケット)においても当てはまるのではないか?
と、僕は考えています。
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パレートの法則は「80:20の法則」とも呼ばれており、全体を100としたときに「8:2」に分類できるといった理論です。
では、よく考えてみてください。
「80:20」の20にも「8:2」が適用できますよね?
20の「8:2」、つまり「16:4」です。
即ち、全体で考えると「96:4」になるということです。
これを珈琲の世界に当てはめてみると・・・
『美味しい珈琲の8割は、全体の珈琲の2割に集中している』
さ・ら・にっ!!
『集中した2割の珈琲の中でも特別に美味しい珈琲の8割は、2割の珈琲に集中している』
となります。
や、ややこしいですね(;゚Д゚)!
パレートの法則と若干ニュアンスが変わってしまいますが、簡単に言うと、
●美味しい珈琲は全体の20(2割)である。
●20のうち16(8割)は普通に美味しい珈琲、4(2割)は特別に美味しい珈琲となる。
ということです。
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と、まぁ~ごちゃごちゃと書きましたが、スペシャルティグレード(20の部分にあたる珈琲)も2極化が進んでおり、ハイエンドスペシャルティグレード(4の部分にあたる珈琲)がこれからのコーヒーマーケットを引っ張っていく可能性が高いですよ~。
ってことです。
早くもフォースウェーブなんてキーワードも飛び交っていますので、これからもコーヒーマーケットから目が離せませんね!!
以上、パレートの法則による僕の珈琲論でした。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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chayaさんこんにちは
確かに、コーヒーにもパレートの法則が適用されてますね、興味深いです!これから世界中の人がコーヒーに興味を持ち始めると、ハイエンドスペシャルティグレードはどんどん稀少な豆になりそう。
mongomeさん、コメントありがとうございます。
無理やりパレートの法則をねじ込んでみました(笑)
>これから世界中の人がコーヒーに興味を持ち始めると・・・
そうですね。
珈琲の需要は年々増加傾向にあり、徐々にですが価格が高騰しています。
現在はハイブリッドコーヒー(気象現象、病気に強い品種)も重要視されており、供給率を上げる流れもあるようです。
これから先どうなるのでしょうか(´ε`;)