人手による収穫=高品質はうそ?
珈琲の収穫方法は”機械収穫“、”人手による収穫“の2つに分類されます。
機械収穫と言われてもピンとこないかもしれませんが、簡単に説明すると「木々の間に木を揺らす機械を走らせてチェリーを無理やり落とす収穫方法」になります。
当然、人手による収穫に比べてスピードが速く、生産コストが抑えられます。
しかし、機械収穫には大きな欠点があります!!
それは、、、
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未熟実、完熟実に関係なく収穫してしまうことです。
勘違いしてる人が多いですが、コーヒーチェリーは同じ木でも熟す速度がバラバラで、緑色の実(未熟実)や真っ赤の実(完熟実)が混在しています。
故に機械収穫は熟度がバラついた珈琲になりがちで、味にまとまりがなく美味しくありません。
また、平坦な土地でないと機械が使えないという条件(※)もあるので、やはり”人手による収穫”が一般的になります。
※珈琲は崖のような場所で栽培されることも多々あります。
では人手による収穫であれば、どれも高品質で美味しいのか?
というと、そうでもありません(´・ω・)
実は人手による収穫も2つに分類されます。
順番に説明します。
①しごき収穫 |
「コーヒーチェリーを枝の根元から一気にしごきとる収穫方法」になります。
[注]検索エンジンで「しごく」と調べたら、いやらしいキーワードが大量に出てきたが、まこと健全な収穫である。
機械収穫同様にスピードはありますが、正確性に欠けます。
質より量に重点を置いた収穫方法ということですね。
珈琲ではありませんが、お茶のしごき摘み動画があったので参考にどうぞ。
②手摘み収穫 |
「完熟実のみ選択的に摘み取る収穫方法」になります。
現段階において、最も品質に重点を置いた収穫方法です。
が、、、問題を抱えている農園もあります。
それは、ピッカー(チェリーを摘む人)のレベルです。
収穫したチェリーの重量によって賃金が支払われるため、モチベーションが低いピッカーが勢揃いすると、未熟実も収穫して重量アップをはかります((((;゚Д゚))))ズルイッ!!
優良農園はそのあたりの体系がしっかりしているため、安定した香味(美味しい珈琲)を作りあげることが出来るのです。
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ごちゃごちゃと説明しましたが、つまりは「珈琲の収穫方法は品質に大きな影響を与える」ということです。
人手による収穫=高品質と思わずに、農園の情報を重要視しましょう。
どのようなプロセスを経て販売されているのか?
そのあたりまで意識すると高品質な珈琲に巡り会えるでしょう。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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