今回はコーヒーサイフォンの仕組みについて解説していきます。
※抽出方法は注意点やコツもありますので、別の記事で紹介しますね。
味の再現性が高く、視覚的にも楽しいことから一部の喫茶店やカフェでも使われています。
一体、どういった仕組みで珈琲が抽出されるのでしょうか?
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◆サイフォンの歴史◆
正確な起源は謎に包まれていますが、19世紀初期にイギリスで考案されたと言われています。
日本で最も有名な形のサイフォンはガラス風船型と呼ばれており、日本では「珈琲サイフォン社」が開発して発売しています。
ガベットと呼ばれる天秤型のサイフォンもありますが、管理に手間が掛かることからオブジェとして重宝されています。
◆サイフォンのパーツ◆
主要となるパーツは全部で4つです。
①スタンド
②フラスコ
③漏斗
④アルコールランプ
組み立てるとこのようになります。
最近ではアルコールランプに代わり、加熱部分を電気式にした光サイフォンも販売されています。
◆抽出の仕組み◆
フラスコ部分に水(湯)、漏斗に粉をセットして、アルコールランプでフラスコ部分を加熱します。
加熱により湯が沸騰するため、フラスコ内は蒸気圧によって正圧(圧力が高い状態)となります。
フラスコ内の湯は大気圧(1気圧)を超えた時点で、気圧が低い方向、つまり上に向かって移動します。
この時点で、粉とお湯が混ざり合い抽出が開始されます。
抽出完了後はアルコールランプを外します。
すると温度が下がり、フラスコ内の膨張した水蒸気が収縮して負圧(圧力が低い状態)になります。
漏斗には布または紙フィルターがセットしてありますので、抽出された珈琲の液体のみがフラスコ内に移動します。
実際にやってみると分かりますが、ポタポタと落ちるわけではなく、吸い込まれるよう(落下するように)に移動します。
フラスコからお湯が漏斗に移動したと思ったら、吸い込まれるようにして美味しい珈琲になって戻ってくるわけですね(゚∀゚)
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最後に、説明にも使用した愛用しているサイフォンの紹介です。
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手軽さにおいては他の抽出方法に劣りますが、味の再現性が高く、香り高い珈琲を楽しむことができます。
他のサイフォンと比較して縦長構造に見えますが安定性抜群です。
スタンドの持ち手がウッドハンドルになっており、温かみがあることもgoodです!!
布フィルター、紙フィルターどちらも使用可能ですが、後片付けが簡単な紙フィルターを推奨します。
アルコールランプを使用しますので、火の元には十分注意してください。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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