アメリカンコーヒーって見た目が薄い、味気ない、深みがない。
そう思っていませんか?
断定はできませんが、そのアメリカンコーヒーは間違った抽出方法で淹れたものです。
昔の喫茶店ではお湯で薄めた珈琲をアメリカンと言っていた場所もあるようです。
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アメリカンコーヒーの正しい抽出方法はこれっ(`・ω・´)
<アメリカンコーヒーの淹れ方> ①浅煎り(ミディアム)~中浅煎り(ハイ、シティ)の豆を使用する。 ②豆は中粗挽きから粗挽きにする。(※苦味の抽出を抑えるため) ③お湯の量を通常の1.2~1.3倍にする。 ④抽出速度を通常の1.2~1.3倍にする。 |
お湯の量を通常の1.2~1.3倍使用していますが、決してお湯で薄めいませんよね?
これが正しいアメリカンコーヒーです(‘∀`)
ところで、なぜアメリカンコーヒーは浅煎りの豆を使用するのでしょうか?
それは、豆の重さに秘密があります!!
アメリカンコーヒーの誕生はアメリカ開拓時代と言われており、当時は重量による計り売りが行われていたんですね。
その時、珈琲豆は非常に高価で、重量をなるべく減らさないようにすることが重要でした。
そこで、浅煎りの豆が主流になったということです。
深煎りの豆だと水分が飛んで軽くなりますからね(;゚Д゚)!
それと水質にも影響があったと思われます。
珈琲は硬水で淹れることで苦味成分が多く溶け出します。
アメリカンコーヒーが主流となった土地では硬水を使用しており、浅煎りの豆でもバランスがとれた珈琲であったという考えです。
そんなアメリカンコーヒーですが、なぜ日本ではお湯で薄めるようになったのでしょうか?
時は1970~1980年代頃に遡ります。
今でこそ普通になっていますが、コーヒー飲み放題、2杯目から○○円引き、そもそも価格が安いなど、海外チェーンによるコーヒーのサービスは、かつての日本では画期的でした。
個人の喫茶店でもサービスで対抗しようと考えましたが、当時の珈琲は価格が非常に高く太刀打ちできませんでした。
そこで苦肉の策として考えられたのが「お湯で薄めて少しでも量を増やす!!」といった作戦です(;゚Д゚)!
このようなサービスを始める喫茶店が急増して、いつしか「アメリカンコーヒー=お湯で薄めた珈琲」となったようです。
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いかがでしたか?
アメリカンコーヒーは正しい抽出方法であれば、非常に美味しい淹れ方の一つです。
偏見を持っているようであれば、騙されたと思って試してみてください。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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