珈琲豆は色や大きさ(スクリーンサイズ)が、焙煎方法や品種によって異なります。
今回はツヤ(豆の表面に浮き出た油)について質問を頂いたので回答していきます。
【質問】 コーヒー豆って表面がカサカサだったり、テカテカのものがありますよね? 表面の油が酸化すると聞きましたが、テカテカしている豆は買わない方が良いですか? 短期間で飲みきれば大丈夫ですか? |
質問ありがとうございます。
珈琲豆には油分(脂質)が含まれており、焙煎が進行すると表面に浮き出てきます。
焙煎の種類については過去記事で紹介しています。
▼こちらの記事を参考にどうぞ。
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>表面の油が酸化すると聞きましたが、テカテカしている豆は買わない方が良いですか?
油が酸化することは間違っていませんが、珈琲の劣化に関しては主要因ではありません。
表面に浮き上がった油は抗酸化成分を多く含んでいるため、非常にゆっくりと酸化します。
それよりも早く香り成分が劣化するため、美味しくないと感じたときには既に香りの成分が化学変化を起こしたあとになります。
そのため、表面がカサカサの豆を選んだとしても、香り成分が変質しているのであれば、それは美味しくない珈琲です。
豆のツヤで珈琲を選んでいるのであれば、それは機会損失(美味しい珈琲と出会うチャンスを逃している)の可能性がありますので、勇気を出してテカテカの豆にもチャンレジしてみてください(`・ω・´)b
>短期間で飲みきれば大丈夫ですか?
上で説明したように、表面の油は酸化速度が遅いため気にする必要はありません。
香り成分が劣化する前に飲みきれば大丈夫です。
豆の鮮度や保存方法にもよりますが、概ね2週間程度で飲みきれば問題ありません。
保存方法に自信がない方はこちらを参考にしてください。
▼随分、昔の記事で少し読みづらいです(汗)
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回答は以上です。
また、不明点がございましたらコメント欄でも構いません、お気軽にご連絡ください。
[補足]
ここ数ヶ月間は珈琲1杯の豆の使用量は?、水にこだわった方が良いか?など以前、回答した質問が多く寄せられます。
過去に回答したものに関しては、新規で記事として取り上げない可能性がありますのでご了承ください。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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脂質は酸化とは言わない。酸敗が正しい。
コメントありがとうございます。
勉強になります。
酸素と結合して変化する状態を酸化、腐敗(発酵など?)して変化する状態を酸敗と表現するのが正しいということですね。
すみません、勉強不足でこのあたりの細かい表現方法を理解していませんでした。
今回は質問者様から酸化というキーワードを頂いておりますので、修正なしでそのままにしておきます。