人は細かいところまで見ていませんが、ぼんやりと世界を眺めています。
そのため、自分の世界に変化が起こると違和感を感じます。
こんな経験はありませんか?
あれ、ここの建物って前からあった?
あれ、君ってそんなメガネだった?
ハッキリとは分からないけど、何か違う気がする!!
タリーズコーヒーはこのわずかな変化を利用して、他店との差別化に成功しました。
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まずはこちらをご覧ください。
タリーズコーヒーのコールドドリンクです。
そして、こちらはスターバックスのコールドドリンクです。
引用元:starbucks.co.jp
ロゴも違う、中身も違う。
が、一箇所だけ似たような場所が!!
そう、どちらもストローが緑色です((((;゚Д゚))))
今でこそ当たり前のように、多くのカフェで緑色のストローが使用されていますが、タリーズコーヒーが世に拡散した言われています。
タリーズコーヒーは1997年に1号店を銀座にオープンして、その後は順調に店舗を拡大していきました。
しかし、当初は知名度が低く、ブランド力もありませんでした。
そこで、創業者がとった行動とは・・・。
テイクアウトの珈琲を片手に銀座をプラプラ歩く作戦です(;´∀`)
タリーズのロゴが見えるようにカップを持ち、街行く人にさりげなくアピールしたのです。
原始的な方法ではありますが、テイクアウトの風習がそこまで浸透していなかったこともあり、多くの人はこの作戦に注目しました。
・・・・・が、これが裏目に!!
当初、スターバックスもテイクアウトを販売しており、街行く人たちは「あ、スタバ飲んでる人がいる。スタバ行こうよ!!」とスターバックスに直行したのです。
知らず知らずでライバル店のサポートをしていたのですね(笑)
そこで、遠くからでも目立つように!!と登場したのが緑色のストローです。
これが想像以上に効果絶大で、これを見た人達は、
「あれ、スタバ・・・じゃないよな?なんか違うぞ。」
と違和感を抱くようになり、タリーズの存在に気付いたと言われています。
結局その半年後にスターバックスも緑色のストローを導入したため一時的なアピールになりましたが、それでも充分な結果が得られたのではないでしょうか。
つまり、既存のものにわずかな変化を与えてやるだけでも、チャンスを掴める可能性があるということですね。
(注)タリーズはストローだけで有名になったわけではありません。今回の話しは戦略の一つにすぎません。
それでは良い珈琲ライフを(‘∀`)
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